こんにちは、コウです!
キャンピングカーで出かけるようになってから、
「あ、これは旅行じゃなくて、旅だな」と感じるようになりました。
でも違いは何かと聞かれると、うまく言語化できないのですが、
自分の感覚の中ではっきりとその違いがあります。
今日は、それをちょっと言葉にしてみたいと思います。
旅行は「目的地」、旅は「道中」も楽しむ
旅行と旅の最大の違いは、楽しむ対象が「どこ」にあるかだと思います。
旅行は、目的地にたどり着くことがゴールです。
どこに泊まるか、何を食べるか、どこを観光するか。
プランを立てて、移動はなるべく効率よく、早く着くのがいい。
新幹線や飛行機を使って「なるべく短い移動時間」を選ぶのは、
移動は「手段」だからです。
でも、旅は違います。
軽キャンで走っていると、目的地へ向かう道そのものが楽しいです。
いつもと違う景色の中を、自分のペースで走る。
「この先に何があるんだろう」と、思いがけないものを見つけることがあります。
旅先で交わした何気ない会話をずっと覚えていたりする。
そんなところが好きです。
最悪、目的地に辿り着けなくても満足できちゃいそうな気がします。
昔、しまなみ街道を軽キャンで走りたい!と行ったことがあるのですが、
天候が悪く、笑えちゃうくらい真っ白で何も見えなかったことも。
でもこれも良い思い出です笑

「その土地の暮らし」に触れられるかどうか
旅行と旅、もうひとつの大きな違いが、現地の人の暮らしへの近さだと思っています。
観光地のホテルに泊まると、どうしても「観光客」としての世界になってしまいます。
おいしいレストランも、
きれいな景色のスポットも、
ガイドブックに載っているものをなぞっている。
もちろんそれはそれで楽しいけれど、
なんとなく「その土地の本当の顔」は見えていない気がします。
旅だと、それが変わります。
道の駅での朝に、
農家の方たちが搬入するところを見たら、「今朝早く起きて作業していたんだなー」とか、
お客さんとお店の人が親しげに話していたら、「常連さんなんだな」と思ったり。
宍道湖前で朝を迎えたら、
しじみ漁の船がたくさん浮かんでいて、地域の産業を感じたり。

高知県の沈下橋を1つ見るつもりが、
地域の生活を感じさせる魅力にハマってしまい
急遽他の沈下橋も回ってみたり。

旅行では素通りしてしまうものに、
旅では立ち止まることが増え、それが楽しみになります。
計画があるようで、ない。それが旅
旅行は計画して行く人が多いのではないでしょうか。
〇時に出発して、〇〇に寄って、夜は〇〇に泊まる。
ホテルもレストランも事前予約。当日はその通りにスムーズに動くことができます。
旅には、もっとゆるさがあります。
「明日どこ行こうか」を、その日の夜に考えることもあります。
天気が悪ければ行き先を変える。
たまたま立ち寄った場所が気に入ったら、もう一泊する。
「決めていない」こと自体が、自由さになります。
もちろん、計画しない旅は不安でもあります。
でも、その不安を上回る「何かに出会えるかもしれない」というわくわくがあります。
旅行には計画通りに進む安心感があって、
旅には「思っていなかったことが起きる」面白さがあります。
鹿児島に行った時に、「しろくま」を食べに行ったのですが、
そこで鹿児島のPR動画「維新dancin’鹿児島市リターンズ 」に出会い、
「桜島を見るならまずはここ 定番城山展望台〜♪」と歌にあったので、
城山展望台に行ったことも。

キャンピングカーじゃなくても、旅はできます
こう書いていると、
「キャンピングカーがないと旅できないの?」と思う方がいるかもしれません。
そんなことはまったくありません。
私はたまたま旅行と旅の違いを強く感じたきっかけがキャンピングカーでしたが、
旅かどうかは、乗り物の種類じゃなくて、自分のスタンスの問題だと思っています。
ひとり旅のバックパッカーも、
自転車で日本一周している方も、
ローカルバスを乗り継いで移動している方も、
みんな「旅人」です。
キャンピングカーは、あくまでそのスタイルのひとつ。
「どこでも自分の部屋になる」という自由さが、私には合っていただけだと思います。
旅かどうかは、自分がその移動や出会いをちゃんと楽しんでいるかどうか。
そこだと思います。
まとめ:旅は「体験」
最後に、自分なりの整理をしてみると——
| 旅行 | 旅 | |
|---|---|---|
| 楽しむ場所 | 目的地 | 道中も含めた全体 |
| 計画 | 綿密 | ゆるい・変えられる |
| 現地との関係 | 観光客として | 暮らしに近い場所で |
| 移動の意味 | 手段 | 体験の一部 |
| 時間の使い方 | 効率よく | 余白を楽しむ |
旅行は「いい思い出をつくりに行く」もので、
旅は「自分が変わりに行く」ものかもしれません。
キャンピングカーに乗りはじめてから、
私はどこかで少しずつ変わってきた気がしています。
土地への興味が深くなって、
人と話すのが好きになって、
「何もない時間」を居心地よく感じるようになりました。
